昨夜はショパンコンクールのファイナリストの反田恭平さんの演奏が、夜中の２時５０分から行われました。ちょうどこの時間に目が覚めたので、聴くことが出来ました。

ショパンコンクールは、ロシアのチャイコフスキー国際コンクール・ベルギーのエリザベート王妃国際音楽コンクールと並ぶ「世界３大コンクール」と称されています。5年ごとに開催されており、今回第18回は昨年の新型コロナウイルスの影響で延期開催されました。

予選を通過した日本人は14名　(素晴らしい！！)

芸術に優劣をつけるのはとても難しいですね。

このコンクールの目的は、ショパンの解釈者を発掘する事を理念にしていて、演奏が上手と言うだけではなく、いかにショパンらしさを表現するか？という事が最も重要で課題曲はすべてショパンの曲🎶。

参加者が全員同じ曲を演奏するのでは無く、沢山あるショパンが作曲した曲の中から演奏するという事であり、又演奏するピアノもコンクール用に準備されている何台のピアノの中から、自分の演奏にふさわしいものを選んで演奏するというもの。

このような状況なので、毎回色々と物議を醸すのですが、、、。

時代は巡り、今ではYouTubeでライブ配信され、自宅でポーランドのワルシャワでの演奏を楽しむ事が出来ます。

今回のファイナリストは12人。オーケストラとピアノコンチェルトを演奏します。

私が昨夜聴いたのは、ピアノコンチェルトの1番を演奏した反田恭平さん。繊細で、そして力強い演奏はとても美しく、素晴らしい演奏でした🎶

ファイナルに日本人としてはもう一人　小林愛実さんがいらっしゃり、明後日20日の演奏です。

小林さんの演奏そして、コンクールの結果が今からとても楽しみです。